アスカさんのレポートです。
今日はロンママさんとセンターへ行ってきました。
雨が降り、白い息が出るような日。収容所の中も凍える寒さでした。
検疫中の仔犬たち
検疫が終われば仔犬舎に移動になります。
相変わらずたくさんの仔犬がいました。
収容所
どの子も震え、くっついて固まっていました。
寒いよね・・・
首輪の付いたビーグル
吠える訳でもなく、尻尾を振る訳でもなく、静かに様子を伺っていました。
顔が似ています。兄弟でしょう。
行くあてがないので検疫にはかけられません。命の期限は確実に迫っています。
センターに行くといつも感じる、不安と期待の目。
出してあげられなくてごめんね。
最終日の部屋
やはり身を寄せ合っています。
明日の朝、この子たちは処分機へ押し込まれます。
冷たいコンクリートの上で凍えながら5日間過ごしても、
待っているのは苦しいガス室なのです。
本当にやりきれません。
仔犬舎
優しい人間の手に触れ、暖かい部屋で安心して眠れる日が来ることを祈るばかりです。
今回引き出した2頭
手前の仔犬は明らかに他の仔とは様子が違っていて、
早く引き出さないと危険・・・とロンママさんが気にかけ引き出しました。
そしてやはり危ない状態になってしまいました。
酷い栄養失調で低血糖・低体温・・・
自力では何も口にすることができず、非常に厳しい状況です。
せっかくセンターから出られたのだから、どうか元気になって欲しい!