Yさんのレポートです。
1月27日、私たちがセンターを訪れた日の前日に、
三番瀬代表ボンさんが
お腹の大きい黒ラブを引き取られました。
皆さんは、この記事を見て、どう思われるでしょうか。
私がこの黒ラブちゃんの存在に気付いたのが昨年末ぐらい。
ぐらい、と言うのは、このところずっとセンターには黒ラブが(それも複数)
いる状況だったので、どの子がどの子なのかはっきり把握できていませんでした。
他のボラさんが検疫をかけていたはずの黒ラブちゃん、今年になって初めて訪れた
1月7日に見かけたときにもおかしいなとは思いましたが、その翌週15日にはもう
明らかにお腹が大きくなっていました。
『この子、妊娠してるのでは!?』
センター内で、私たちがしょっちゅう交わしている会話です。
メスを見たら、まず妊娠を疑え!
センターの犬を引き出すなど保護活動をするのなら、
最も気をつけていなければならないことなのです。
検疫期間である2週間が過ぎたら、必ずすぐに引き取ること、そうでないと、
犬の妊娠期間である2ヵ月などすぐに過ぎてしまいます。
検疫をお願いしておきながら、引き取りが遅れたために出産に至ってしまう、
などということは万が一にもあってはいけないことなので、特にメスは何を差し
置いても先に引き取ることにしています。
この黒ラブちゃんは昨年末にはすでに検疫明けを迎えていたのにも関わらず、
年が明けてもまだここにいるのだという事実を聞かされ、その膨らんだお腹を見て、
正直驚きと憤りを隠せませんでした。
大型犬で(ラブにしては小ぶりな子ですが)、この大きなお腹には少なくとも8頭は
入っているだろうと想像でき、しかもここまで来ればもう出産させるしかなく、子犬たちが
育ったとすればその8頭分の里親さんが新たに必要になります。
そうすると、
必然的に8頭の子の行き場がなくなり、結果的に殺処分数が増えることになるのです。。。
少しでも殺処分される数を減らしたいと思って活動しているのに、図らずも結果的に
殺処分される数を増やしてしまうなんて、こんなにばかげた話はありません。
しかも、このセンター内で出産させるなど論外。。。
つい数ヵ月前、このセンターの衛生状況が良くないと指摘し、
声をあげようとなさっていたように思うのですが・・・

お乳も張っていないのに、前週と比べてもはっきりと違いがわかるほどに大きく膨れ
上がったパンパンのお腹!
病気悪化による腹水の疑いも日に日に大きくなってきた先週、ついにボンさんが
黒ラブを引き取りされました。
すぐに病院で診てもらった結果は、フィラリア末期による腹水とのこと。
あと1ヵ月早く診ていたなら・・・・・獣医さんやボランティアさんたちの無念の気持ちが
伝わって来ます。
ボンさんは、妊娠かも知れないし、病気悪化による腹水かも知れない、
そのどちらにしても黒ラブちゃんを受け入れる、と決められました。
しかも、千葉県での猟犬放棄があまりにも多いために保護場所が満杯で、
1頭分でもスペースが惜しいという状況においての決断。。。
その思いは同じでも、実際に行動したのとしなかったのとでは、
雲泥の差があると思っています。
ですから、私もあまり偉そうなことは言えません。
せめて、少しでも役に立てれば・・・と思い、紹介させていただきます。
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