ちばわんボランティア・メンバーによる動物愛護センターのレポートです。
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ちばわんの趣旨

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◇関東のみ
◇小型犬のみの預かり ボランティアは現在受け 付けておりません
◇成犬も基本的に室内保護をお願いしております


★猫専用

◇関東のみ



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センターレポート(2008年7月30日)

愛護センター親子体験教室にお子さんと参加した
                預かりボランティアかえでさんのレポートです。



千葉県動物愛護センターで夏休みに親子体験教室が開かれています。
なぜ我が家に保護犬が3匹もいるのか、リリーがどんなところにいたのかを知り、
子供たちなりに何か感じてくれるものがあるならと思い、参加してきました。
対象となる学年が小学4年生~6年生なのですが、小学2年の次男だけを留守番
させるわけにもいかず、無理を言って次男も参加させていただきました。

前半はレクチャー形式。

愛護センターがどんなところか、どういう仕事をしているのかという説明を聞いた後、
犬との接し方をデモ犬のタロウくんを通して学びます。
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自然と笑顔になる長男。
グーにした手を差し出して犬ににおいを嗅いでもらうことや、頭ではなくあごの下を
なでるというのは犬を飼っていない家庭の子供はあまり知らないようです。
我が家のデイジーも知らない子供にいきなり頭の上をなでられるのは嫌がります。

その後、ペットからうつる病気についてのお話を聞き、
犬とうさぎの心臓の音を聞きました。
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子供たちも小さな生き物にも心臓の鼓動があるんだ、生きているんだというのが
わかったのではないでしょうか。

ここで前半が終了。
次に向かったのは収容棟。

入り口で長靴に履き替え、ドアを開けると犬の臭いがします。
夏の暑さでは無理もないことでしょう。

向かって左側が収容部屋、右側が譲渡のための検疫用の部屋になっています。
収容部屋は手前から1日目、2日目、というように奥へ行くほど処分機へと
近付いていきます。

1日目の部屋は空っぽでした。


2日目の部屋。
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白い犬が近寄ってきました。
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部屋の奥でじっとしている子。

ドアの前で飛び跳ねていたので写真が撮れなかったのですが、プーリーMIX?
と思うような黒いドレッドヘアの犬がいました。
飼い主持ち込みのコッカスパニエルだそうです。
ここまで手入れされずに今まで飼われていたとは・・・
言葉を失います。

3日目の部屋。
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黒い長毛の子2頭と鼻黒の子。
きなことダブります。
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もう若くはなさそうな子。
ロープを噛み切って逃げたのでしょうか?
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この子も首輪をしています。
ここじゃなくて、公園で会いたい子です。


4日目の部屋。
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バイアイ(オッドアイ)のバーニーズがいました。
この子も飼い主持ち込み。


ここで今まで来た道を逆戻りし、一旦収容棟を出ることになりました。
飼い主持ち込みの土佐犬を急遽処分することになったからだそうです。
土佐犬のような犬は収容部屋に入れると他の犬を襲う恐れがあるので、
飼い主持ち込みの場合は即刻処分となるそうです。
一体何のために生まれてきたのか・・・
もちろんセンターの職員さんが悪いのではありません。

飼い主に全て非があります。

入り口まで戻った体験教室一行は、右側の負傷犬用の部屋へと入りました。
そこには負傷犬だけでなく、検疫中の子もいました。
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千葉わんの愛護センター・レポートにも載っているビーグル。
マイクロチップが入っていて、飼い主が判明したにもかかわらず、
迎えに来てもらえないそうです。
収容されてからどのくらいが経ったのでしょうか?
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収容部屋を見学していくうちにどんどんと険しい表情になっていった長男は、
「ここから出して」と懸命に前足でドアを引っ掻くビーグルを見てとうとう耐え
られなくなったようで、涙をぬぐっていました。

この子は処分されず、譲渡対象となるそうです。
でもまだ引き取りの希望はないとのこと。

ウチにおいで。 一緒に新しいお家を見つけよう。

そう言いたくてたまらないのに、今の自分のキャパシティーを考えると、どうしても
言い出せません。自分の力のなさを恨みます。

隣の部屋にはポメラニアンとコーギー、そして写真には写っていませんが、
MIX犬がいました。
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黒ラブ2頭。
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どちらも飼い主持ち込みだそうです。

家族がアレルギーになったから。
吠えてうるさいから。

だからといって、捨ててしまうのはどうなんでしょう?


そしてまた左側へと移って、5日目の部屋です。
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ロットワイラーMIXとブルテリアがいました。
どちらも手に負えないという理由で持ち込まれたそうです。
飼い始める前にどういう性格か理解して、覚悟して飼わないと
とても飼いきれない犬種なのに・・・
強いイメージに惹かれて、安易な気持ちで飼い始めたのでしょうか?
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この子は譲渡予定だそうです。
早くいいお家が見つかるといいね。
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部屋の隅でじっとしていた子。
もう何もかもあきらめて、自分がどうなるか悟ったかのような表情をしていました。
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この子たちもじっとこちらを見つめていました。
この子たちの目に私たちはどのように映ったのでしょう?
きっと自分を捨てた人間と同類でしょう。
今この写真を見ても、この子たちの目を見つめ返す勇気がありません。

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収容棟の後に譲渡用の子犬の犬舎に行きました。

昨日譲渡会があり、3頭の子犬たちが新しい家族に迎えられたそうです。

犬を家族に迎える際に、その子の性格を知るのが大切です。
そのための簡単なテストをしました。
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あおむけにして手で押さえたときにじっとしていられるかを見ます。
この子はちょっと抵抗するタイプ。
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こちらの子はおなかをなでたら大人しくなりました。
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犬を持ち上げて、そのときの反応を見ます。
じっとしていられる、従順な子です。

とにかくしつけが大切。
「手に負えない」といって持ち込む飼い主をいやというほど見てきた
センターの職員さんの言葉には重みが感じられました。
犬は飼い主次第で良くも悪くもなります。
これ以上不幸な子が増えないよう、飼い主がしっかりとしなければいけない。
当たり前のことですが、その重要性を実感しました。
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子犬らしく好奇心旺盛で、ある程度やんちゃな面もありそうな子でした。
でも家庭犬としては問題のない範囲です。
きっとかけがえのない存在になってくれることでしょう。
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この子はとても大人しくて、抱っこされると緊張で固まってしまうほど。
わんぱくな子よりも大人しい子を希望される方に向いていると思います。

どの子にもいいお家が見つかりますように。



最後に処分機のある部屋へと通されました。
今まさに焼却炉が稼働しているかのような熱気が感じられ、とても重苦しい雰囲気です。

「税金を使って、重油をたくさんかけて焼却し、二酸化炭素を放出します」
とセンターの職員さん。

無責任な飼い主は地球温暖化や物価上昇にも影響を与えています。

今回親子体験教室に参加して、心配だったのがまだこの体験教室の
対象学年になっていない次男のことでした。

いつも鼻歌を歌っているような能天気で落ち着きのない子が参加しても大丈夫だろうか?
そして、収容部屋の犬を見てどのように受け止めるのだろうと不安だったのです。

が、彼なりに一生懸命説明を聞き、小さな目で現実を見つめてきたようです。

「二酸化炭素を吸うとどうなるの?」
「どうしてみんな助けてあげられないの?」



昨日の夕食のときには長男も一緒になって質問をしてきたので、私なりに
答えられるものには答えました。

2週間の検疫のこと。
狂犬病のこと。
譲渡される子と処分される子のこと。

次男はバイアイのバーニーズが気になったようでした。

「あの子は目の病気なの?」

違うよ。 
ハスキーやコリー、ダルメシアンなんかは右目と左目の色が違う子もいるんだよ。

「マイクロチップは入っていなかったの?」

う~ん、たぶん入っていなかったんじゃないかなぁ。 
でもね、あの子は飼い主がもう要らないって連れて来た子なんだって。

「なんでもう要らないの?」

これには答えられませんでした。

きっとあの子も聞きたかったでしょう。
でも飼い主の答えはあの子や次男が納得できるようなものではないはず。


処分機のある部屋で、センターの職員さんが子どもたちを前にしておっしゃいました。

「みんなが大人になる頃には、ここが処分のための施設ではなくて、
シェルターになっていてほしい」


本当にその通りです。
でもそれを実現するためには長い年月をかけて努力をしていかなくてはいけません。
まず大人の私たちがお手本を示さなくては。
by centre_report | 2008-08-06 12:22 | 愛護センターレポート
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