ちばわんボランティア・メンバーによる動物愛護センターのレポートです。
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ちばわんの趣旨

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犬:現在募集停止中。

◇成犬も基本的に室内保護をお願いしております


★猫専用

◇関東のみ



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センターレポート(2008年6月24日)

運搬作業をお手伝いして下さったチャコ姉さんのレポートです。


昨日 ( 6/24 )、 千葉県動物愛護センターへ チビスケ母さんと一緒に行ってきました。
仔犬4頭引取りのお手伝い ( 運搬 ) で、同行させて頂いたのですが、収容棟内も
見学出来るということで、思いがけず念願かなっての初見学です。

「 殺処分 」 の現実を知ってから、一度は自分の目で確かめたいと思っていました。
その場の空気や音は、実際に行ってみなければ感じることは出来ませんから。


『 百聞は一見にしかず 』


今まで、いろんな方々のレポートを拝見しましたが、感じることや思うことは人それぞれ。

センターの所長さんも、おっしゃっていました。
「 考え方は、千差万別です 」 と。

自分なら、現状を目の当たりにして何を思うのか ・・・



< 1日目の部屋 >

どの子も、こちらを見ています。
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_9574121.jpg

きっと、何で自分がここにいるのか分からないよね。
そして、これから自分がどうなるのかも。
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_958466.jpg

< 2日目の部屋 >

わたしたちが部屋の前に立つと ・・・
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_9591352.jpg

すぐに寄ってきました。
とても人懐こそうな子です。
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_9594230.jpg

「 この子は譲渡用に出してあげられるかも 」 と、職員さん。
出せるものなら、どうか出してあげて下さい。

< 3日目の部屋 >

1日目、2日目の部屋の子たちと違って、どの子も見向きもしません。
自分の置かれている状況を何か感じ取っているのでしょうか。
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_1001278.jpg

白い子は青い首輪がついています。
今ごろ家族は探しているのでしょうか。
探しているのなら早く迎えに来てあげて下さい。
あと2日しかありません !

< 4日目の部屋 >

この部屋の子たちも、わたしたちに寄ってくることもなく、吠えることもなく。
近づいて 「 ここから出して ! 」 と叫んでもムダだと諦めているように見えました。
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_1004395.jpg

1日、1日と殺処分の日が迫る部屋の反対側に、譲渡用に検疫を受けている子たち
の部屋や病気やケガで隔離されている子たちの部屋、子犬用の部屋などがありました。
通路を1本挟んだだけなのに、左右の部屋には天国と地獄ほどの違いがあります。
( これは入り口方向を撮った写真ですが、向かって左側に仔犬用の部屋などがあります )
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_1011413.jpg

中には、マイクロチップが入ってる子もいました。

が ・・・

「 飼い主さんには連絡したんですが、なかなか迎えに来ないんです 」 と、
説明してくれる困惑顔の職員さん。
飼い主さん、何のためにマイクロチップ入れたんですか?
こんな時、一刻も早く自分の元に戻って来られるように入れたんじゃないんですか??
それなのに、迎えに来ないって ・・・ 理解不能です。


そして、最終日 < 5日目の部屋 >

ここから出してあげたら勢い良く走り回りそうな元気な子たちに見えるのに、
この子たちに明日はありません。
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_1015383.jpg

病気なのか、それとも恐怖のせいか、前足が曲がってしまっている子。
穏やかそうな子なのに、立派な首輪もつけているのに、どうしてここにいるのでしょう。
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_102225.jpg



『 涙目で物事を見てはいけない 』


「 感情に流されてはいけない 」 と、それまで、淡々と写真を撮っていたのですが、
最終日の部屋の子と目が合った時、 「 もしもこの子がチャコだったら 」 と一瞬
我に返ってしまいました。
センターレポート(2008年6月24日)_f0078320_1025277.jpg

ゴメン、あなたは、あなただね、チャコじゃない。
何て名前で呼ばれていたのかな。
一度は家族として一緒に暮らした動物を、こんなところに追いやった愚かな人間が
いるってこと、わたしたちに教えてくれているんだね。
あなたも尊い1つの命。

今、沢山の人たちが、あなたのような子を減らそう、無くそうと頑張っています。
でも、頑張っている人たちよりもっと多くの 「 命を粗末にする人間 」 がいるので、
なかなか減らすことが出来ません。
目の前にいるのに救ってあげられないのは、とっても悔しいけれど、あなたのことは
決して忘れません。
あなたの命、無駄にはしません。


最後に、ある本に載っていたマハトマ・ガンジー ( 宗教家・政治指導者/インド ) の
言葉をご紹介します。


「国家の尊厳や品格は、そこにいる動物たちが、人々にどう扱われているか
                          を見れば、容易に判断できる。 」



日本全国で殺処分される犬猫の数は、年間で約50万頭と言われています。
( 年々、減ってきてはいるそうですが )

日本の品格は ・・・
by centre_report | 2008-06-27 10:07 | 愛護センターレポート
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