ちばわんボランティア・メンバーによる動物愛護センターのレポートです。
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2、不妊・去勢手術の推進 をしています
3、行き場のない犬猫の 家族探しをしています


ちばわんの趣旨

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●一時預かりアンケート●


犬:現在募集停止中。

◇成犬も基本的に室内保護をお願いしております


★猫専用

◇関東のみ



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※優しいいぬ・ねこ親さんを待って いる犬・猫がいます。人間の勝手で処分される子がたくさんいる事をどうか知って下さい。


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愛護センターレポ(2008年2月14日)


14日(木)の午後、検疫の明けた子の引き取り・新たに検疫を掛けるためにセンターを訪問しました。



1日目の収容犬舎にはこの後検疫予定の1頭だけでした。



2日目の収容犬舎

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赤い綺麗な革の首輪にリードのカンの部分だけがぶら下がっているのが分かりますか?
リードが切れてしまったのか、繋留のチェーンが切れてしまったのか・・・。
とても人懐く性格の良さそうな子です。きっと可愛がられていたはず!!
飼い主さん、早く迎えに来て下さい!!



3日目の収容犬舎

愛護センターレポ(2008年2月14日)_f0078320_0544692.jpg


落ち着いて穏やかな子たちばかり。



4日目の収容犬舎

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3日目の犬舎につづき、こちらにもセターがいます。
センターに来る度に収容されているセターを見ています。


愛護センターレポ(2008年2月14日)_f0078320_0582917.jpg


コンクリートの冷たさを避ける唯一の場所に固まる子犬たち。


愛護センターレポ(2008年2月14日)_f0078320_104832.jpg


2つ上の写真の中央あたりに酷い下痢便が写っているのが分るでしょうか。この子のものです。
写真では伝わりづらいかもしれませんが、ガリガリに痩せていて息も絶え絶えに何度も何度も吐いていました。
感染症を発症してしまったのでしょう。
何もしてあげられず、ただカメラに収めました。



最終日の収容犬舎

愛護センターレポ(2008年2月14日)_f0078320_15334.jpg


いつ訪れても沢山の子たちがいます。


愛護センターレポ(2008年2月14日)_f0078320_154182.jpg


太めの成犬。若くはなさそうなこの子が人に飼われていた事は間違いのない事実です。
なぜこんな所に来なければいけないのでしょうか?


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最高の笑顔を見せてくれた子。
もうこの笑顔には会えません。




検疫部屋には沢山の子犬たちがいました。


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まだ幼そうな子たち。濡れた身体は寒いよね。用意してもらった保温マットに集まっています。

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元気なきょうだい犬たち。無事に検疫も開けて近日中に譲渡用の子犬舎へ移動出来そうだとのことです。

愛護センターレポ(2008年2月14日)_f0078320_1152322.jpg

前回のレポートで紹介した子犬たち。まだ下痢がありますが元気はいっぱい。
もうひと頑張りです!!


そして厳しい現実も・・・。

愛護センターレポ(2008年2月14日)_f0078320_1165712.jpg

ふわふわの可愛い子。酷い下痢と嘔吐で涎が止まりません。
免疫力を高める薬を投与してもらっていますが、感染症の根本的な治療法はありません。
この後、目の前で真っ赤な血便までしてしまいました。
あとはこの子の体力次第。頑張って欲しいです。


愛護センターレポ(2008年2月14日)_f0078320_121524.jpg

まるで子猫のような声で鳴いていた乳飲み子たち。
まだ目も開いていないこの子たちを助ける術はありません。
なぜ生まれたばかりの子がこんな運命を辿らないといけないのでしょうか?


見学中に捕獲車が戻ってきて1日目の収容犬舎にも犬たちが入れられました。

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※うち1頭は検疫予定で場所が無い為に元々この犬舎に入れてありました。

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4匹の成犬が捕獲されて収容されました。
白い子のおっぱいが大きいのが分かりますか?
赤ちゃん犬3匹と一緒に収容されましたが、一緒の部屋で過ごす事は出来ません。

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お母さん犬と離された赤ちゃん犬たち。
何とか生き延びて欲しいです。


 
この日の見学は、いつにも増して辛いものでした。

可愛い盛りの子犬たちが感染症に苦しみ、目も開かない赤ちゃん犬が必死に母犬を求め泣き叫び、赤ちゃん犬と一緒に捕獲され母犬だけ収容犬舎に入れら必死に抵抗する姿。
これらを全部目の前で見てきました。
検疫部屋だけで30匹以上の子犬たちがいました。
検疫部屋にいるからと言ってすべての子が助かる訳ではありません。

でもこの場所では珍しい事では無いのです。
本当に不妊・去勢手術さえきちんとしてさえいれば・・・と思わずにはいられません。

愛護センターの現状も知っていて保護活動に理解のある方でも、ご自身の愛犬・猫に手術をする事を躊躇される方もまだまだ多いのが現状です。

きちんと管理していれば大丈夫ですか?
センターには首輪をした子たちも沢山収容されています。

どうか改めて不妊・去勢手術について考えてみてください。
きちんと管理されて可愛がられている犬猫たちが不妊・去勢手術をした所で直ぐにセンターに収容される子犬が減る訳ではありません。

でも一人一人が意識を持って行動する。それしかないのです。
一つ一つは小さな事でも、犬猫を飼っている多くの人が不妊・去勢手術を当たり前にするようになれば、それが常識になります。
動物病院でももっと積極的に手術を勧めるようになるでしょう。

繰り返しますが、どうか不妊・去勢手術についてもう1度考えてみてください。



辛い見学でしたが嬉しい事もありました。

前回ご紹介した怯えるように写っていた子犬ちゃん。

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実は軽度の感染症を発症して具合が悪かったのですが、すっかり元気になっていました!
検疫部屋にリードで繋がれていましたが元気すぎて直ぐに絡まってしまうために、撮影の際にリードを外してもらって大喜び。
写真ではオドオドしているように見えますが、人懐っこく飛びついて挨拶してくれました!!
引き出し予定も決まってるそうです。よく頑張ったね♪


前回4日目の収容部屋にいた成犬

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職員さんが性格が良さそうなので検疫に掛けたいが場所が空いていないと言っていたのですが、検疫に掛けてもらっていました!!
見違える程明るい表情になっていました。



そしてこの日はセンターで譲渡会がありました。
4人の方がいらっしゃり4頭の子犬が貰われていったそうです。
収容数からするとまだまだ少ないですが、平日に行われている事を考えるといい結果と言えると思います。

 
譲渡用子犬舎の子たち。

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今回は声が掛りませんでしたが、みんな元気で可愛い子たちです。


譲渡用の子犬舎が早く空かないと検疫場所から移せなくなってしまうので、今回も千葉わんで2匹の子犬を引き取りました。

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白茶の子は感染症できょうだいたちを亡くしましたが唯一生き残った子。
2匹一緒に預かり先に移動しましたので近日中に募集が開始されると思います。
どちらもとっても可愛い子です!!


この他成犬を3匹、合計5頭を引き出しました。
健康診断終了後順次募集開始されますので、応援よろしくお願いしますm(__)m
by centre_report | 2008-02-16 02:14 | 愛護センターレポート
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