ちばわんボランティア・メンバーによる動物愛護センターのレポートです。
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担当:高野 hinanon3322★yahoo.co.jp (★を@に変換して下さい)


◆ ちばわんの趣旨 ◆

1、繁殖に反対しています
2、不妊・去勢手術の推進 をしています
3、行き場のない犬猫の 家族探しをしています


ちばわんの趣旨

推奨マニフェスト


●一時預かりアンケート●


犬:現在募集停止中。

◇成犬も基本的に室内保護をお願いしております


★猫専用

◇関東のみ



※当ブログの画像・記事は、営利目的でなく この現状を広めていただくため ご自分
のブログへ転載される 場合は、こちらへの連絡は不要です。 転載内容には責任を
持って 正しい情報のみを伝え、当ブログ記事のリンクもお願いします
営利目的および商用目的での利用は一切禁止します。



※優しいいぬ・ねこ親さんを待って いる犬・猫がいます。人間の勝手で処分される子がたくさんいる事をどうか知って下さい。


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2月23日(水)愛護センターレポート

tomotenkuriさんのレポートです。
加筆・修正しています。




犬の引き出しのため、ちばわんボランティア4名で愛護センターを訪れました。

ここで処分された動物達のための慰霊碑に手を合わせます。
2月23日(水)愛護センターレポート_f0078320_2233755.jpg
私には、罪もなくただただ人間側の都合で殺された動物達に、ただただ謝ることしかできません。

近い将来にそんな理由で「殺処分」される動物が「ゼロ」 になるように、そのために自分ができることを続けて行こうとここに来るたびに、改めて決意させられます。



慰霊碑手前の左側にある仔犬舎。

一般の希望者さんに譲渡会で譲渡される予定の仔犬達が収容されています。

千葉県内(政令指定都市を除く)在住で一定の条件を満たす希望者さんであれば所定の手続きを踏んだ上で仔犬を譲り受ける事ができます。

新しく犬を飼育しようと思ったとき、ペットショップから購入するのではなく、こういった施設から犬をもらい受ける事がもっと一般の方に普及して欲しいと思います。

もちろん、もらい受けた犬たちには不妊・去勢手術を施し、責任もって終生飼育することが、命を譲り受ける者としての義務であると考えます。

心ない飼い主が避妊・去勢を怠った結果、生まれ愛護センターに「殺処分」のために持ち込まれた仔犬や仔猫達には何の罪もありません。
大切な小さな命が殺されるような事があってはならないと思います。

こんなに元気で可愛い仔犬達
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この日は全部で9頭の仔犬が収容されていましたが、この中から譲渡会でもらわれず長くここにいる仔犬2頭を引き出しました。
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この子達はセンターでの譲渡会でたまたま縁がなかっただけで、場所が変われば「引き取りたい」と言って下さる方がたくさんいらっしゃるに違いない、本当に可愛い仔犬達です。

ちばわんの預かりボランティアの元で体調が整い次第、いぬ親様の募集を開始します。
応援よろしくお願いします。




この後、収容棟に行きました。

前回レポートを書いた2月3日にくらべれば比較的収容頭数が少なく、それには少しだけホッとさせられましたが・・・
相変わらず、収容されている犬がたくさんいます。

まだ、はっきりと決まった訳ではないそうですが、平成22年度の犬猫殺処分数が千葉県が全国ワースト1になる可能性が大きいと言うことです。
このレポートを読んでくださっている皆さんはきっとこういった犬猫の存在をご存じで、それに心を痛めている方だと思います。
どうか、周りの方に一人でも多くこの現実を自分の言葉で伝えてください。

一人一人のそのような行動が千葉県の殺処分数全国ワーストの不名誉を挽回する力になると思います。


収容1日目の部屋には4頭の犬が収容されていましたが、すべて赤い紐がついた、検疫を受けている犬達でした。
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2月17日酒々井町墨で捕獲されたビーグル2頭、八街市小谷流で捕獲されたラブラドール、白いおとなしそうな中型犬
ビーグルのうち1頭(小ぶりなほう)だけが引き取り先確定していないそうです。その他の子たちは引き取り先が決まっています。
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4頭も体調はわるくなさそうでした。

収容2日目の部屋には6頭いましたが、この中からこの日検疫が終わった2頭を引き出しました。
残った4頭中、赤い紐が付いている子はこの2頭
少し大きめの白いオスと
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ひとまわりちいさい真っ黒なメス
どちらもちばわんで引き取り予定です。
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2頭とも体調は悪くなさそうです。

のこり2頭
とてもおとなしそうなブラックタンの毛色の15キロくらいのミックスと
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 △このあと返還になったのだと思います。

入り口のドア付近でじっと座っていた体重20キロくらいのおとなしいうす茶の子
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 △in110222-01栄町興津で捕獲されたオス
おとなしく物静かな子です。


収容3日目の部屋は、1頭のみ
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収容犬情報ks110221-02、2月21日銚子市川口町で捕獲されたメスです。
大変人なつっこい犬で、写真をとるためにカメラを向けただけでじっとこちらを見つめ、尻尾をブンブン振ってくれます。



収容4日目は4頭。
このうち3頭は検疫の印、赤い紐が付いていました
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訪問した当初はフセで座っていた柴犬が、おそらくもうこのときギリギリの状態だったのでしょう、みるみる間に体調悪化し、私たちがセンターにいる間に亡くなりました。

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1枚目の写真の床右の方に黒く線のようにみえているのがこの亡くなった柴犬が出した血便です。
既に、便というより血だけになっていて、症状からパルボだと思われます。

同じ部屋に収容された他の犬たちは元気だったので、免疫を持っていたのだと思います。
この柴犬は以前の飼い主がワクチンを怠ったために免疫をもっていなかったのでしょう。

まだ若く、毛並みも綺麗でとても可愛い子でした。
ちばわんで引き受け、預かりの手を挙げてくれた方がいて、無事にセンターを出ることができればきっとその先は幸せな犬生を送る事ができたのだと思います。

犬猫を飼育するのであれば、混合ワクチンは飼い主の責任であり義務です。
かならず、定期的なワクチン接種をしてください。

そして、同じ2月18日銚子市高野町に捕獲されている黒ラブ系雑種の2頭のうち、1頭だけが検疫の印がありませんでした。
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収容犬情報ks110218-03、オスの方だと思います。
まだ若い元気ななつっこい犬です。
24日夕刻までに返還または引き取りの声がかかっていなければ、25日朝処分となります。


最終日、5日めの部屋には白い犬が1頭だけ
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とても穏やかで性格の良い子だったので、この子はこの後ちばわんで検疫をかけました。
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ワクチンを接種してもらい、2週間の検疫期間が無事に終了すればここから出ることができます。



鑑定室
負傷犬として収容されたため個別収容されている犬達もここにいました。
少しビビリの黒ラブ
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負傷しているのか?写真をとるためケージのドアを開けてもほとんど動かなかった子
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収容犬情報in110221-01、2月21日、四街道市和良比で捕獲の犬です。

前回のレポートで(おそらく)ks110218-01銚子市唐子町で捕獲の負傷犬メスとなっていた犬は交通事故にあったそうで、頭を持ち上げる事もできず、本当に苦しそうでした。
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みかねたちばわんスタッフが職員さんに段ボールをもらい持参した毛布を身体の下にひきましたが・・・・・

首輪もしていて、飼い主さんがいたはずなのに・・・
誰も知っている人がいないセンターでつめたい床に横たわったまま、どんなに寂しく心細い想いをしている事でしょう。

首輪に法律で定められている鑑札や注射済証、飼い主の電話番号を書いた迷子札が着いていればすぐに飼い主の元に戻ることができるのです。
お家の犬猫には必ず迷子札を付けてください。

前回のレポートで(おそらく)in110218-01印西市木下で捕獲の負傷犬メスとなっていた犬です。
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どこを怪我しているのか?確認はできませんでしたが、顔色は悪くないように見えました。

譲渡予定ありのマルチーズ
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人恋しいらしく、人間が部屋に入ると盛んに吠えていました。

この日、引き取り先なく長く収容されたままになっていたこの犬を、ちばわんで引き出しました。
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20キロくらいありそうなおとなしいオス。
収容されていた小部屋から出てくるのも大変慎重で、すこし時間が掛かりましたが、部屋から出て居合わせたちばわんメンバーに声をかけてもらったら表情がかわりました。
すこしだけ恐がりですが、家庭犬として問題ない子です。

収容されている犬のほとんどがこのように家庭犬として問題がない子ばかりです。
殺される理由や原因は全くありません。
すべて人間側の勝手な都合で、殺処分されているのです。


以下は、とりあえず処分を免れた犬達
ちばわんのお掃除ボランティアがお掃除を手伝っているステンレスケージがある部屋には

収容犬情報kt110216-01、2月16日香取市観音で捕獲、ミニチュアダックス
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 △まだ収容期限内ですが、期限終了後センターから一般またはボランティア譲渡されると思います。

収容犬情報kt110221-01、香取市佐原イで捕獲、フレンチブルドック
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 △まだ収容期限内ですが、期限終了後センターから一般譲渡されると思います。

他、他団体さん引き出し予定のシーズ
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など純血種の犬が何頭も収容されています。

10頭収容されていた仔犬達は検疫が無事に終えれば仔犬舎に移り、一般の希望者さん向けの譲渡会で飼い主さん探しとなります。
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乳飲み子を抱えた母犬も収容されていました
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つめたいコンクリの床には職員さんの配慮で寄付の毛布がたくさん敷き詰められていましたが、エアコンがない室内は目の開かない仔犬にとっては大変過酷な状況です。
母犬も体調がわるそうでした。



この日は後から来たメンバー2名と合流し、仔犬2頭、成犬6頭の計8頭を引き出しました。
そのうちの一部です↓
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それぞれの預かりさんの元で体調が整い次第募集開始致します。
応援よろしくお願いします。

                   *    *    *

ちばわんでは、中型犬以上の預かりボランティアさんを募集しています。

【一時預かりボランティアとは】

殺処分”ゼロ”を目指して、皆様のご協力をよろしくお願い致します・・・。


                   *    *    *


当レポートをご覧になってのお問い合わせは、センターではなく、ちばわんにお願いします。
問合せ先 korotarouhs★nifty.com(★を@にかえて下さい)
お名前のないお問い合わせメールには対応できない場合もありますので、何卒ご了承下さい。
新規の預かりをご希望下さる場合は、一時預かりアンケート・フォームにてお願いいたします。

『犬の預かりアンケートフォーム』 
『猫の預かりアンケートフォーム』  


お申し込みは、ご家族でよくご相談の上、お願いします。
当然ながら、簡単な審査はさせていただきます。


なお、譲渡希望・預かり希望は、関東限定とさせていただきます。
どうぞご理解下さい。 
by centre_report | 2011-02-24 22:57 | 愛護センターレポート
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