ちばわんボランティア・メンバーによる動物愛護センターのレポートです。
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ちばわんの趣旨

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犬:現在募集停止中。

◇成犬も基本的に室内保護をお願いしております


★猫専用

◇関東のみ



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8月14日(金)センターレポート

tomotenkuriさんのレポートです。

イギー君の引き出し以来、4ヶ月ぶり8月14日(金)に愛護センターに行ってきました。

世間はお盆休みですが、この施設は関係ありません。
写真をとらせてもらうのにまず、仔犬舎に回ってみました。
うれしいことに私が今まで見た中で一番少ない頭数の仔犬達がいて、全部で7頭。

仔犬舎は建物が2棟あり、向かって右手には少し大きくなった仔犬達5頭が・・
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左側の棟には月齢の小さい良く似た仔犬2棟がいました。
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この仔犬達は、愛護センターで行っている譲渡会に参加する仔犬達です。
過酷な環境の中、生き延びた小さな命、可愛がってくれる飼い主さんが見つかることを祈ります。

仔犬舎近くの動物慰霊塔。
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お花を持参したら、職員の方が取り替えてくださいました。
罪もないのに、毎日たくさんの動物が殺されています。
一日も早くこのセンターでの殺処分がなくなりますように・・・・
虹の橋を渡ったたくさんの動物達が天国で安らかにいられますように・・・・
手を合わせてきました。

現地で他の方達と待ち合わせでしたので収容棟の方へ回ろうとしたら、先に到着して今日引き出したシェルティーを屋外でシャンプーしようとしているみんなに会いました。
ちばわんの愛護センターレポートでも何度も紹介されている飼い主が母子で持ち込んだシェルティーのお母さんです。

全身に絡んでいる糞などの汚れであまりに臭いがひどいので特別にシャンプーさせてもらってから運搬するとのこと。
この子を預かるボランティアさんもきていました。
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4人がかりで始めたのですが、いったい何年放置したらこのようになるのか・・
抜けたアンダーコートが毛玉になり、そこにウンチがこびりつき・・・
おそらく蒸れて不潔な状態だったために、全身の皮膚がひどい皮膚炎を起こしてしまっていました。

今日は別のワンコの運搬担当のはなへいママがセンターでお借りしたバリカンできれいにカット。
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まるで、ぬいぐるみのようにおとなしかったシェルティーですが、皮膚が見える程度になったらやっと
自分でブルブルしたり、前脚を舐めたりし始めました。

カットして気がついたのですが。左前肢の付け根に大人のこぶし大の大きな腫瘍がありました。
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持ち込んだ飼い主によると11歳と言うことでしたが、肉球は仔犬のようにプニョプニョで、身体もぽちゃぽちゃしていますが筋肉がほとんど付いていない感じです。
おそらく狭い所に閉じこめて散歩もほとんど行っていなかったのでしょう。
ただ立っているのも疲れる様子で途中からごろんと寝ころんでしまいました。
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4人がかりで2時間格闘。
まだまだきれいにと言う訳にはいきませんが、お陰で皮膚にシャンプーが届くまでになりました。
長時間、おつかれさま!
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全身の皮膚の状態が悪く、腫瘍も見つかったため、預かりさんがすぐに病院に連れて行ってくれるそうです。
2時間のシャンプーの間、一度も鳴くことなくおとなしくて性格の良いワンちゃんです。
一日も早く健康を回復してこれからの犬生を楽しめるようになって欲しいです。

今日は担当の職員Oさんが夏休みで収容されている犬達について、詳しいことが分からないと言うことでした。
1日目の部屋には5頭がいました。
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おそらくこの子達は引き取り先が決まっているのでは?と言うことでした。

2日目の部屋には4頭、3頭分の写真しかありませんが・・・
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3日めの部屋には5頭。
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イエローと黒のラブラドールがそれぞれ1頭、ビーグルもいました。

黒いラブはこの日、栃木から見学にきてくれた、ちばわん卒業生のいぬ親さんが預かりを申し出てくれました。

4日目の部屋には犬がいませんでした。

そして最終5日目の部屋には、柴犬ミックス風のきれいなワンコが一頭だけ。
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悲しそうに遠吠えしていました。
収容部屋にいるわりに汚れていなくて、歯も白くまだ若そうなのですが、眼球が飛び出て涙焼けがひどいです。
おそらく目の病気みたいで、フラッシュの光は感じるようですが視力がほとんどないみたいです。
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週明けの月曜には処分が無いそうなので、それまでに預かりが見つかれば検疫に回せるかも知れません。
体重もおそらく8kg程度のメス、性格も穏やかそうな子でした。

私が何度か愛護センターを訪れた中では収容されている犬が一番少なかったと思います。
ちばわんでは来週引き出し予定で8頭の犬を検疫にかけてもらっていたのですが、そのうち5頭しか見あたりませんでした。
確認してもらったところ、3頭はやはり亡くなっていました。先週、あんなに元気だったのに・・・

愛護センターはこのようにせっかく殺処分を免れても病気で命を落とす事も少なくない過酷な環境です。
収容される犬の頭数が減り、一頭づつ収容できる環境になり、衛生面など職員の方の目が充分に届く環境で新しい飼い主さんを待てる日が千葉県の愛護センターでもいつかきますように・・・。

ここから先は、検疫に回してもらったワンコ達。
ほとんどが引取先が決まっているらしいです。
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ミニチュアダックスはもちろん、アメリカンコッカー、パピヨン、チワワ、シーズ、ペキニーズ?など小型純血種も下手なペットショップよりも揃っています。

いくら小型とはいえ犬は生き物です。オモチャのように物ではありません。
病気をしなければ15年以上生きるのです。
一度飼ったら最後まで必ず面倒をみてください。それができないのなら犬を飼ってはいけないと思います。

仔犬も相変わらず多いです。
写真はほんの一部ですが、無事2週間の検疫を乗り越えれば仔犬舎にうつり、譲渡用に回されます。
どうかみんな無事に生き延びてください。
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7月31日の愛護センターレポートに載っていた、犬種が解らないくらいひどい状態の3頭
(おそらくシーズだとおもいます)
譲渡先が決まったようです。
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もう若くなさそうな3頭ですがこれから先の犬生は今までの分を取り返すくらいの幸せをつかんで欲しいです。

乳飲み子を抱えたやせこけたお母さん犬の仔犬は一頭だけになっていました。
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猫達は怪我をしていて具合がわるそうでした。
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健康状態などが良く解らない保護犬を預かるボランティアは生半可な気持ちではなかなか難しい事かも知れません。
でも一頭あずかってくださる方がいれば、罪もないのに殺される大切な命が一つ助かるのです。
気になるワンコがいましたら、ちばわんまでお問い合わせください。

この日は前出のシェルティーの他にもう一頭メスの成犬を引き出しました。
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おとなしくて甘えん坊の女の子です。この子はすでにいぬ親さんが決まっています。
by centre_report | 2009-08-14 22:43 | 愛護センターレポート
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